薬物依存症の『ピエロ2号』です。
僕はダルクを脱走しました。
後々、脱走した理由を考えたのですが
「薬物を使用したい!」
という欲求が出なかったと言えば嘘になってしまいます。
その時に一番強かった気持ちは単純でした
「彼女に会いたい!」
この気持ちがとても強かったです。
僕、彼女のことがめちゃくちゃ好きなんですよね
当時もずっと考えていたし、今でも毎日考えています。
最初は3、4日経ったらダルクに帰ろうと思っていました。
プチ家出、プチ旅行の気分でした。
大好きな彼女のもとへ逃げていって一緒にいる事ができているのに
逃げてきた事の罪悪感もあって本来、幸せに感じられる時間のはずなのに
周りの目が気になったり周囲を気にしたりしてなんかパッとしない1週間でした。
元々の3、4日という計画も彼女と離れたくない気持ちが強く帰る事すら考えられなくなっていました。
でも彼女はめちゃめちゃ強い女性でした。
ダルクから脱走してきている事
薬物依存症という事を知っている彼女は
「もう戻って。」
と言ってきたのです。
色々と説得されても帰る気にはなれなかったのですが話を聞いているうちに僕のために言ってくれている事が分かり
僕がダルクに戻って依存症回復の道を頑張る理由を見つけました。
その彼女のためとか男らしくカッコいい事は言えませんが
自分が普通の人と同じ様な生活が送れるようになってからその彼女と一緒に過ごしたいから。
という理由です。
結局、自分のためになってしまったし、彼女にメロメロでちょっとダサい僕ですが
今の自分にはこれしか回復の道に進む理由がないのも事実です。
正直、最近もまた脱走して彼女に会いに行こうと思ったこともたくさんあります。
30分に1回は考えてしまいます・・・
ですが、僕が回復に向かっている元気な姿を見せてあげたいという気持ちも持つ事ができました。
本当に互いが頑張っているなら言葉が無くても通じ合えるのかな、と思います。
今のって名言っぽくないですか? 俺カッケーw
彼女の事ばかり書いてしまいましたが
帰ってきてからの仲間の存在もかなり励みになっています。
みんなを裏切って逃げ出した自分を暖かく受け入れてくれて気に掛けてくれるし
「もう裏切っちゃダメだな」
と思える様になりました。
自分だけの気持ちだけでは回復は難しいと思うし仲間の力も必要になってくると思います。
回復の道へ進む環境は整ったわけですから
あとは『頑張るしかない』と思います。
何を頑張れば良いのか具体的にはわかりませんがw
ダルクの大先輩たちに相談して教えてもらおうと思います。
みんな優しくて大好きな仲間たちと一緒にこれからも頑張っていこうと思います。
真面目に頑張ろうとしてる俺、マジカッケー‼︎
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