依存症のみつやです。
12月21日でやっと満期になりました。
自分は一部執行猶予で2年ちょっとの保護観察がついていました。
刑務所を出所する時に五万円をシッカロールの中に隠し・・・
逃げる気満々でダルクにつながった自分が二年以上、逃げずにここに居続けられたのは仲間のおかげです。
最初は、全然やる気が無くて・・・
ミーティングも話さない
運動も走らない
正直、バカにしてました。
そしてハウスが変わって、絶対にコイツとだけは関わりたくないと思っていた仲間と同じ部屋になって・・・
その時は、絶望的な気持ちでしたね(笑)
でもその仲間やほかの仲間の話を聞いていたら・・・
みんな苦しんでいるんだなって感じました。
それからミーティングの話を少しづつ聞くようになって・・・
自分も苦しかったことに気が付いてしまいました。
でも勇気がない自分はそれを話すことが出来ませんでした。
ある日、相部屋の仲間に言われました。
「苦しいなら苦しいって言っていいんだよ」
その日のミーティングで生まれて初めて苦しいと言えました。
メチャクチャ泣けましたね。
心の中から何か泥のようなものが出ていく感じのような・・・
何かがはがれていくような感じがしました。
なんか楽になる感覚がありました。
その時がプログラムをやってみようと決めた時でした。
あれから二年経ちました。
自分は一部執行猶予なので、毎月、保護観察所に行って尿検査と面談、保護司との面談をしなければなりませんでした。
正直、最初はめんどくせーって思ってたけど暇つぶしにはいいかって思ってました。
それに、保護観に行くと刑務所の知り合いに会うんですよね。
電話番号を渡された時もあったし、遊びに誘われることもありました。
頑張ってシャブ抜いてきました!って顔で「ミツヤさん久しぶりだね!」って話しかけられた時はメチャクチャ欲求がわきましたね(笑)
正直、このままついて行っちゃおうかなと思いました。
それでも、ダルクにつながり続けていられたのは仲間の存在のおかげだし、少しづつダルク、仲間やプログラムのことを信じるようになっていたからだと思います。
最初は嘘やキレイごとしか話すことが出来ませんでしたが、少しづつ保護観や保護司の先生にも正直な話ができるようになっていきました。
面倒くさいと感じていたものが、今では終わってしまう事が少し寂しい気もします。
ダルクにいる自分が接することの出来る唯一のアディクトでない人でもありましたし、そういった人の意見が聞ける大事な時間にもなりました。
保護観察、保護司との面談は終わってしまいますが、これからも今の自分がやっている事を信じて、生き方を変える為に頑張ろうと思います。
ありがとうございました。
みつや
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