いつかのスタッフミーティングの事・・。「今年は、しんすけ・・」
「去年は Zebra だったろ・・・」
一瞬?一瞬?常にですけど・・(笑)
「パニック」「えっなになに・・」

急に思いもよらない事が起きると動揺するんです。
その日は、翌日に静岡県の島田市で行われるフルマラソン大会の前日でした。一年前から予約していた少し綺麗なホテル。ゆっくりとチェックインしてコーヒーでも飲みながら気取った前日を過ごして翌日は悠々とマラソン会場へ・・・。振り返って思いますが・・・「よく切り替えてプランを練り直して業務も趣味もこなせたねってね」
「真剣だったから」に加えて二つとも「やりたい事」だったからです。
僕が「宝石」のように毎日、毎日、磨いてきた事です。ダルクで過ごした毎日の暮らし。ダルクで出会えた趣味のマラソン。今も尚、誰よりもポンコツです。(笑)ポンコツだからこそ磨きながら生きてます。
様々な依存症の方たちと出会えます。毎年行われる「アディクション セッション」昨年は先輩?同僚のZebraが舞台に立ち僕は35周年感謝祭の案内をしました。
もうすぐ9年間依存症の治療に関わっています。たくさんの仲間が出来ました。僕の経験が誰かの元へ・・・。誰かの経験が誰かの元へ・・・。最近思うんです。伝え続ける事って最高の自分自身の抑止力になるんです。クリーンが重なれば重なるほど余裕なんてなくなります。それでも「やることはやる」「ベストを尽くす」精神状態がどうでも「二つのものを見分ける賢さ」が少しずつ身についたんです。
頭は真っ白になりましたが、時間通りに終わり、何人もの参加者の方に賞賛されて近藤先生にも(⭕️)をもらい任務完了でした。
この病気って不思議です。わかっていてもすぐ忘れがち。人は変えられない。それでもエゴが顔を出すと変えたがるんです。良くなって欲しい?よりも『言う事きけ‼️』になってしまう時は自分が苦しくなるんです。
依存症・・・過ぎた過去も、依存対象も、生い立ちも・・何もかもが違います。それでも目の前にいる人達みんなの頭の中は一緒なんです。
「もう、あんな思いはごめんだよ・・」
僕の頭の中の「宝石」を今日も誠実に誠意を持って磨いていきます。
「僕は未熟です」って言い続けれるような回復が僕の回復です。
丹羽辰介
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