アディクト180です。
多治見の畑で雑草取りをしてきました。
草刈りをしてもすぐに伸びる雑草は、根元から引き抜いてしまいたいと思いますよね。
しかし、農作物の生育に適した土壌を作るために、雑草の根は残したほうがよいです。
雑草は土から養分や水分を吸収するために根を伸ばしますが、その際に掘り進められた土はやわらかくなります。
また、土の中で枯れた雑草の根は、土壌に生息する微生物によって分解されて畑の養分になります。
しかも、根のあった場所は空洞として残るため、栄養と空気を含んだフカフカの土壌になるのです。
フカフカの土壌では農作物の根の張りもよくなり、生えてくる雑草も背が低く刈り取りが簡単な種類になるという好循環が生まれます。
しかし、雑草の根を引き抜いてしまうと、抜かれた部分の空洞はなくなり、土が締まって固くなってしまいます。
固くて根を伸ばしにくい土壌には根張りの強いがんこな雑草ばかりが育ち、それを抜くとさらに土が固くなる、という悪循環に陥ってしまうのです。
「こまめに草むしりをしているのに作物がうまく育たない」
という場合は、土壌が固くなっているかもしれません。
雑草を根っこから引き抜くことはやめて、栄養豊富でやわらかい土を作りましょう。
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