7/1(土)、7/2(日)は合宿の日。
ダルクに入所して間もない私は、そんなに仲間とも親しくなっていないのもあって、あまり行きたくないなぁと思っていました。
チラッと聞いたところによると、BBQをやったり、キャンプファイヤーをやるらしいとの事で、面倒くさいし、疲れるし、正直気持ちはブルーでした。
ついに迎えた7月1日の朝、天気は超快晴。
朝9時30分に、依存症者23人が4台の車に別れ、コロナ感染対策😷もバッチリして、いざ出発。
行き先は、美浜町で海に行くのを知って・・・海は大好き💕なので、まぁ悪くないなと思いつつ、知多半島道路を飛ばして、音楽を聞きながら、現地に向かいました。
目的地に近づくと突然、視界が開けて、海がドーンと見えて、思わず「うあぁ!海だぁ!」と叫んでしまいました。
単純な私は、それだけでテンションがブチ上がり、ずーーーッと海を眺めていました。
目的地のバンガローに着き、水着に着替え、みんなで砂浜に向かい、私は30年ぶりに海に入りました。
泳いだり、仲間とボールで遊んだり、浮き輪につかまってプカプカ波に揺られたりして、子供の様にはしゃいでしまいました。
やっぱり海は楽しいなぁと思いながら、バンガローに戻って、次はBBQの準備。
私の役割は、炭起こし(火おこし)のため、炭を上手く組み立て、着火剤に火を付け、火を起こすのだけれど、この単純な作業が意外と難しい!!
初めての作業のため、試行錯誤しながら火を起こそうとしても、なかなかうまく炭に火が行き渡らず、あたふたしていると仲間が横からさりげなくフォローしてくれて、なんとか火を起こすことが出来た。
ちょっと一安心( ´Д`)y━・~~
そして仲間に感謝!!!
肉とかぼちゃと玉ねぎをお腹いっぱいに食べ、「あーー美味い!!!」
なんでこういうところで食べるご飯は、こんなに美味いんでしょうね。
しかも、今回は自分で起こした日で食べただけあって、格別に感じました。
そして、夜7時ごろ、みんなが輪になってキャンプファイヤーをして、1人づつ楽しい思い出を語り合っていました。
真ん中で燃えている火は、なにか幻想的でそこから聴こえてくるパチパチという音が、またキャンプファイヤーの醍醐味で、そんな空間がいい感じで自分の脳に刺激を与えてくれました。
キャンプファイヤーも無事終わり、また砂浜に行き、海に入る人もいれば、花火をする人もいて、私はずっと花火をしていました。
BBQ、キャンプファイヤー、花火は夏の風物詩の鉄板じゃん!と思いつつ、でもやっぱりこの鉄板がいいんだよなぁ!と感じながら、帰りがけにふと夜空を見上げました。
すると、空には星がいっぱいいっぱいあって、本当にいっぱいあって「えっ!!愛知県にもこんなに満点の星空が見える所があるの?」と疑うくらい、星がいっぱいありました。
10秒ぐらい星空を見上げてると、私の目には涙が溢れていました。
ヤバイヤバイと思い、みんなにバレないように涙を拭き、バンガローに向かい寝床につきました。
あの涙はなんだったんだろう。
自分が依存症になってしまったことに対する涙なんだろうか。
ただ単に星が綺麗で感動しただけなんだろうか。
それとも妻に会えない寂しさからくる涙なんだろうか。
今、考えても分かりません。
でも分からなくてもいいんです。
ひろ
二日目に続く
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