依存症のカオルです。

もうすぐ入寮して８ヶ月が経とうとしています。

６月に東京ダルクに１週間、体験入寮をさせてもらいました。

東京という土地は、自分の人生で唯一楽しい思い出がある場所なので、嬉しさがあったのと同時に、新しい環境や人の輪にいきなり入っていくという事に対する緊張感・不安も多少はありました。

ただ東京に降り立った時は、安心感と高揚感に包み込まれた感覚でした。

東京ダルクは午前・午後のデイケアでのミーティングとNAの参加というシンプルなプログラムで、

後は制限なく自由に行動でき、シャワーや洗濯機は常識の範囲内でいつ使っても、

何回使ってもOK、エナジードリンクを飲んでもOK、

などなど自由度の高さに名古屋との違いを感じ、カルチャーショックを受けました。

ただ自由度が高い分、アディクションの再発も高いという所も目の当たりにしました。

それでも東ダルに体験入寮している１週間は本当に有意義な時間を過ごさせてもらったと感じています(^○^)・・。w

１日に３ミーティングという、話すことに苦手意識を持っている自分にとっては、ちょっと挑戦にも思えていましたが、自分を少しでも変えられればと、自分の中で『全ミーティングで自分の正直な話をする』という目標を掲げて、プログラムに取り組んでいました。

ゆったりとした東京ダルクの雰囲気の中で自分の問題と向き合う時間がしっかりと取れていた事もあってか、自然と全ミーティングで話す事が出来ました。施設や NAに繋がって古い仲間が多かったので『仲間』の色々な経験やアドバイスを聞かせてもらって得るもの、学ぶものが沢山あり・・自分の感じ方や受け取り方、考え方が少しづつ変化している事にも気付かされました。

自ら仲間に声をかけて、一から関係性を作っていく事の重要性にも気付かされた点も良かったです。時には笑い話をして、お腹の底から笑えたり、時には真面目な話もさせてもらい・・・そこから自分の問題と向き合わさてくれたり・・。と。

やっぱり『東京』と言う土地が好きだなぁ・・と思ったのと同時に東京で出逢った仲間には感謝しかありません。特に一歳違いの仲間とは色々な意味で良い分かち合いが出来たの個人的には思っていて・・・メチャクチャに嬉しかったです❤️

「本当にありがとう」

また、NAでは奇跡的な出逢いもあり、これまでの人生の説明がついたのかも、と自分の中で腑に落ちて何となくスッキリ感がありました。色々な人の支えで自分は生かされてるんだ・・。と言う事を改めて感じさせられました。

自分の人生の中で『宝物』となる機会を与えてもらった事に感謝しています。正直、毎日・・『しんどい」『もどかしい』『苦しい』・・。ですが「1日、1日周りの仲間や今までの自分の人生に関わってくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに精進していきたいです。

今日も一日、自分の人生に関わってくれた全ての人が幸せに過ごせますように・・。