大学2年生のある授業で、
名古屋ダルクの施設長と私2人で講演をさせて頂きました。
時間は90分、生徒数は80〜90人、そして大学は愛知学院大学です。
実は、私の母校で学校に向かう時はもう緊張よりもワクワクの方が大きかったです。
午後1時になり、教室で先生が名古屋ダルクと私たちの紹介をして、まず施設長の話が始まりました。
名古屋ダルクのこと、依存症のこと、回復のこと、本人の経験などを、丁寧に、上手に、分かりやすく説明していました。
私は、一番前の席に座り話を聞いていましたが、
流石だなと関心すると同時にプレッシャーを感じてきました。
施設長から私にマイクをバトンタッチされると、
私は教壇に立ち「みなさん、こんにちは!」と、
挨拶をすると、生徒たちはペコリと頭を下げてくれました。
私は、この大学の出身者である事を言い、覚醒を使い始めたきっかけ、薬物に溺れた人生を送った事、
そして、名古屋ダルクに繋がったことを私の言葉で、私なりに一生懸命伝えました。
何人か私の目を見て、うんうん、と頷いてくれる生徒を見ると私は嬉しくて、つい話し方にも力が入り、
どうか私の様にならないで!!
という気持ちでいっぱいでした…
私の話が終わると、質疑応答の時間です。
施設長と私が2人揃って教壇に立ち、
何人かの生徒から質問を受けました。
「今、目の前に薬があっても手を出さずにいられますか?」
「名古屋ダルクの入寮者の年齢は?」
「名古屋ダルクに入って何か変わりました?」
とか聞かれました。
中には自尊心についても聞かれましたが、さすが大学生!!
難しい事を聞いてきますね。
最後はみんなから拍手を頂きましたが、こちらこそみなさん一生懸命聞いてくださってありがとうです。
これから学生たちが、社会に巣立って行き、沢山の事を経験し、色々な誘惑がある中で、私たちの話が彼らの脳裏に少しでもかすめることがあるとしたら、それだけで、ここでお話をさせて頂いた甲斐があると思います。
感謝😁
ひろ
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