己書講座に参加したトシです。
1月21日、己書講座に参加しました。
己書とは何のことか?何をやるのか?己書ってオノレガキ?オノレショ?なんて読むのか?もわからずにこわごわ会場に向かいました。
私は1月から通所しているダルク初心者です。
プログラムの中身もわからずに参加している毎日です。
会場に行ってみると、テーブルに筆や絵具が置いてありました。
ははあ〜ん!こりゃよく年賀状に書いてある絵と言葉を書くやつだな。
アイダミツオさんみたいに書くんだな。とやっとイメージが湧きました。
以下、初めての己書に悪戦苦闘した私の感想です。
己書スタート!!!
1月ということで、今年のカレンダーを作った。
お手本を見ながら書くのだが、実際はお手本を写すのに必死である。
絵と文字を書かねばならない。
まずは絵からスタートした。
今年は寅年のため、トラのダルマさんのかわいいイラストである。
子供の頃から絵は下手だ。
とらの絵を描くのだが、お手本のようなかわいい顔にならない。
色は絵具で塗るのだが、思うような色にならない。
これでは虎というよりドブネズミだ。
時間はどんどん過ぎていく。
あと20分。
講師の先生が「お手本に忠実に描いてください」と声をかける。
ちょっと待った!
「お手本に忠実に」書けだと。
それじゃ最初に先生から説明があった「自由に、あなただけのものを書いてください」と矛盾するじゃないか。
なんでお手本に忠実に描く必要があるんだ!
半ば自棄っぱちになる。
え〜〜い!どうにでもなれ!と色を塗ってドブネズミ?は完成した。
ラスト10分。
今度は文字である。
「楽しいから笑うんじゃない 笑うから楽しいんだよ」と書かねばならない。
おう!なかなかいい言葉だな、と感心しているうちに時間は刻々と過ぎていく。
ここで開き直る。
練習などしているヒマはない。
一発勝負でいきなり書いた。
書いた時にちょうどタイムアップ。
己書を書いてみて
とにかく時間との戦いだった。
あっという間に時間が過ぎた。
とらのイラストでは焦りに焦った。
出来上がった虎をあらためて見る。
う〜〜ん俺にしてはなかなかの出来だな、と自画自賛する。
そのイラストはドブネズミじゃなく、かわいいトラになっていた。
文字はいきなり一発勝負で書いたにしては、我ながらちゃんと書けていた。
「楽しいから笑うんじゃない 笑うから楽しいんだよ」の言葉を頭の中で何度も繰り返す。
そうか、悪戦苦闘したけど、これが己書なんだ。
そう実感した。
帰宅して、ネットで己書を検索しました。
オノレショと読むそうです。
今、己書はブームで、全国各地に道場があり講師の先生がいらっしゃるようです。
今回、初めて挑戦しましたが、とにかく集中するので時間があっという間に過ぎていきます。
私は、アルコールのアの字も頭に浮かびませんでした。
日常でこんなに集中する時間はないと思います。
その意味で己書というプログラムを用意してくれたダルクに感謝します。
ありがとうございました。
トシ
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