2025.03.18|ニューズレター

バックナンバー 2024年 春号

ヤス 「仕事探しのむつかしさ」

2年4か月前、刑務所を出てそのままダルクにつながりました。その時はこんな所は長く居る場所では無いと思っていました。ちょっといて直ぐに出るつもりでした。ダルクの一員として生活する内にちょっと考えは変わり、せめて1年間は頑張ろうと思い直しました。最初は右も左も分からずガムシャラにやって居るだけで仲間達について行くだけで精一杯でした。

ミーティングの時、自分の話ができず、ただ参加しているだけの日々が続きました。

それは今でも変わりもせん、1年だけと思っていたのに今、2年4か月が過ぎました。だけど一つだけ決めて居た事が有ります。それはダルクの方から仕事を探しなさいと言われたらその時はやめる時だと思い決めて居ました。

それが今は職探しをして居ます。ハッキリは覚えっていませんがもう3ヶ月が過ぎました。自分は今まで仕事と言う物をほとんどやった事が有りません、今61歳ですがその内26年は刑務所で生活して居ます。そんな自分が社会の一員として仕事が出来るのか不安でいっぱいでした。まずハローワークに行って係りの人と自分の経歴を話すのですがその時点で自分は半分諦めて居ました。ヤクザをやって居て両手の小指が無いような奴を雇ってくれる所など有るのかと半信半疑でした。それでも何ヶ所からデータを貰いその先に書類を送る訳です。履歴も半分はデタラメです。

仕事欄に何も書くものがないのです。やはりと言うか当然と言うか不合格です。そんな月々が続きました。ダメだと自分では分かって居てもヘコみます。もう3ヶ月になりますが、まだ決まって居ません。今も面接が終わり返事待ちです。この間が何とも嫌な気分です。1日、1分でも早く返事が欲しい物です。これから社会人としてやっていける様に頑張って行きたいと思います。

 

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