2025.04.17|ニューズレター

バックナンバー 2024年 クリスマス号

  「仕事と名古屋ダルク」   

                            ひろ

名古屋ダルクに入寮して2年4ヶ月が経ちました。

今は介護の仕事をしながら時々仲間とダルクのプログラムを受けています。仕事をするのは5年ぶりです。久しぶりのため不安しかなかったのですが、何とか3ヶ月続いています。職場での人間関係に悩みながら生きてきて、その先にあるのはいつも薬物でした。もちろん、職場における人間関係のストレスは同じです。人に怒り、人に恐れても、その原因は全部自分にあるのだということをダルクのプログラムで学びました。ミーティングで自分の弱さや欠点をさらけ出し、自分と向き合うことによって、薬物から解放される生き方が、少しずつ出来ているような気がします。ほんの少しですが…

仕事で大変な思いをしても名古屋ダルクに行けば仲間の顔を見て安心したり笑ったりして、最近になって自分の居場所だと感じることができるようになりました。今は週に3日仕事に行き、残りの3日はダルクのデイケアに行っています。

いずれ週5日の仕事になり、ある程度お金を貯めたら、1人暮らしのプログラムになります。この2年4ヶ月薬物に対する欲求が全くありません。名古屋ダルクという共同体にいるからなのでしょう。でも、もしダルクから離れたら…?そんな不安が頭をよぎります。2年4ヶ月ダルクにいると同時に、2年4ヶ月毎日NAという自助グループに行っています。そこは薬物をやめたいと願っている依存症の人たちが集まっている場所です。だとしたら、ダルクを離れたら私の拠り所はNAしかないのでしょう。今後クリーンで居続けるには、NAに通い続け、その共同体の力を借りるしかないんです。自分の力では薬物をやめることができなかった自分…それを認めるのに長い月日がかかりました。

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