名古屋ダルク｜依存症回復｜愛知県名古屋市キーンコーンカーンコーン🔔

2022.11.11｜ブログ

先日、愛西市にある青林館高校で講演をさせていただきました。

対象は高校1年生で、私の予想では150人くらいかなと思っていました。

私を含めて仲間3人でいったのですが、学校に着くと結構なマンモス校で校舎が斬新でオシャレ‼️

35年ぶりに学校内に入り、久しぶりに聞く「キーンコーンカーンコーン」の音が懐かしくて、なんだか私を心地良くさせてくれました。

先生に聞くと、1年生の数は506人とのことで、そんなにいるんだなとビックリしました‼️

時間は6時限目の授業で役500人の前で体育館の壇の上でお話をさせていただきました。

私が「みなさんこんにちは」と言うと、みんなは体育座りのまま頭を下げてくれました。

何か可愛らしかったです💕

私もこんな頃があったのだなぁと思いました。

私は覚せい剤を使い始めたきっかけ、離婚、逮捕、そして刑務所と私の人生を話しました。

好奇心や最初に一回だけとか自分に都合のいいように言い訳をして、薬物を使い始めては決していけない事を必死に語りました。

薬物というものは、不可解で巧妙で危険で恐ろしいものだということを理解してもらいたくて、私は一生懸命話しました。

覚せい剤を使っていると家族や友人、職場の人たちを巻き込み、その人たちを傷つけてしまう事もあるんです。

そして何より自分の体と心をボロボロにしてしまうんです。

決して自分の意思ではやめられないことも知って欲しくて・・・。

気がついたら時間になっていました。

こうして自分自身の過去を振り返ってみると、本当に薬中心で自己中心的な人生を送ってきたんだなぁと改めて思いました。

だけど最近は少しだけ・・・ほんの少しだけ、回復に向かってるんじゃないかと感じる事があります。

今回、この場を設けてくださった学校の職員の方々、私を連れて行ってくださったダルクのスタッフ、そしていつも私のことを支えてくれている仲間たちに感謝です。

ひろ

お知らせ・ブログ