こんにちは依存症の『キョウスケ』です。
僕は9月11日にダルクから脱走しました。
その時の僕は普段の生活で何をしても楽しさを感じる事が出来ず悩んでいました。
この先の事を考えても不安しかなかったし、希望を持つ事が出来ませんでした。
薬物依存症の僕はただ薬物の使用を我慢しているだけの生活でしたから、
依存症から回復する為には「この先何年間もこの状態を続けていくの?」と考えていると不安しかないし「もう嫌だ!」と思う事ばかりでとても辛かったです。
その状態での現実逃避の方法が僕は脱走になっていたんです。
実は今回が初めてではないんです。
そもそもダルクに入寮して10日間くらいは毎日深夜になると寮を抜け出して遊びに行っては朝方になって帰ってきて、何もなかったかの様に布団で眠っていました。
ある時朝帰ってきた所を仲間に見つかってしまったのです。
その後からはつまらないダルクの生活を我慢しているだけの毎日でしたから、長く続く訳もなく2週間後に脱走しました。1週間くらい帰りませんでした。
そしてその時から1ヶ月と少し経った頃に今回の脱走をしました。
今回はダルクに戻ってくるつもりも無かったし、
保釈中の僕はもうこれからの人生をずっと逃げて生きて行こうと思ったのです。
脱走して3日間くらいは何も考えたくなかったし、1日のほとんどをボォーっとして過ごしていました。
ずっと薬物を使ってきた僕ですから薬物を使ってない日々は脱走しても正直何も楽しくありませんでした。
『やっぱり自分にはクスリが必要なのかな?』とすら思いました。
でもなぜかクスリをやろうという気持ちにもなれなかったし、少しずつ『ダルクに戻った方が良いのかな』という気持ちが出てきました。
その後に何でダルクに戻ったのかは今でも理由が分かりませんが、再び「人生を捨てる勇気」もなくてどこかで「真っ当な人生を夢見る自分」だったり、自分の事を大切に思う気持ちがあったのかなと思います。
今までは真っ当な人生なんて考えていなかったし、自分の事を大切にしていなかったからクスリを使い続けていたのです。
でも、そんな自分が何となくであってもこのような気持ちを持てた事が、自分の中では少しでも回復なのかなと思います。
最近は自分の少しの回復でも気が付くと嬉しく思えるようになってきました。
ただ今でもダルクの生活は毎日つまらないです。
でも小さな事でも良いからどこかで「楽しさを見つけてみよう!と努力してみよう!」と思いました。
そして今まで大嫌いだった運動プログラムで走る事が少しだけ楽しくなってきたんです!
それは「ハーフマラソン」に出るという目標が出来たからです。
今まで目標なんかなくてダラダラしていただけの自分でしたが、今は目標に向かって少しでも頑張れる自分が見えてきて何だか気分が良いかな?
オレまじカッケー‼️
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