先日、多治見教会の朝一番のミサと午前中のミサに、スタッフ、仲間８人で参加させてもらいました。

自分が名古屋ダルクに繋がらせて頂いてから7ヶ月・・・港教会、東山教会、そして今回の多治見教会と３回目のミサ参加でしたが、１日で２回のミサというのは初めてでした。

毎回の教会で感じさせて頂ける気持ち・・・教会は変わっても毎回、神聖で、厳かな気持ちにさせて頂けます。

自分はキリスト教信者ではないですが、ミサが始まると・・・〝神様〟〝イエス・キリスト様〟と繋がり、一体感というものを、心と身体で感じる自分がいます。

しかし日常生活に戻ると・・・自分自身に目を向けられず！外の出来事やちょっとした言葉に反応して、イライラしてる自分です。

また自分のことは棚に上げて「何であいつはこうなんだ！！」と上から目線で、高慢に仲間を裁く自分がいます。

そこには自分が「なめられたくない！バカにされたくない！弱いところを見られたくない！」という心がいつもあります。

相手をコントロールしたい！自分の思うようにしたい！という自己中心的な考え、自我ばかりです。

その上、自分はこんなにやっているのに、わかってもらえないんだと相手、周りに求めるばかりで！

そこには自分！自分！自分！ばかりでわがままな面倒臭い奴です。

今回のミサ（第二部）で信者様方を前に５分程度の時間を頂いて「今までの自分、今の自分」というようなテーマで話をさせて頂きました。

少し緊張しましたが、改めて話をさせて頂くことで、自分自身への気付き！

社会生活を酒によって、何度も問題、トラブルを起こしても、世の中が悪い！あいつが悪い！としか思っておらず、仕事も結局は酒で転職という形になっても「また俺はやれる！いくらでもやり直しができる！」と変なプライドばかりでしたが・・・酒によって、失敗の繰り返しばかりでした。

人間関係の問題、トラブル、仕事のストレス、疲れなどから酒に逃げ溺れるばかりの自分、どんどん深みにハマって、それと共にそれと共に問題、トラブルはどんどん大きくなって、酒なしでは生きられず、後悔・罪悪感・自暴自棄を抱き感じるものの・・・世の中が悪い！あいつが悪い！何だ俺のことをわかってくれないんだ！という思い、気持ちがありました。

酒に対して、身も心もコントロール出来ていませんでした。

いつも孤独で寂しさを抱えていても・・・「男たるものは！俺はずっと1人でやってきたし！これからも1人でやっていける！」と強がって、カッコつけたい気持ちでいっぱいでした。

ダルクに繋がらせて頂いて、7ヶ月を過ぎても、根本的な自分自身の生き方、考え方は変わっておらず・・・本当は孤独で寂しくても！！

仲間の輪の中に入って、一緒に冗談を言い合って、笑い合いたい気持ちがあっても・・・恥ずかしいと躊躇してしまい、結局は平静を装い！カッコつけて、気取り強がっている自分がいます。

もっと自分自身に素直に正直にありのままの自分をさらけ出し、自らが心を開いて、仲間と関われる様に日々過ごしていきたいと思います。

今回のミサを通して、一番印象深かった事は・・・ミサが終わって、みんなで募金を募っている時に、信者様から「頑張ってくださいね」と言葉をいただいた時は、本当に嬉しかったです。

改めて人の温かさを感じました。

ダルクでスタッフ、仲間に囲まれて、シラフを与えていただいている事、日々感じられる事、色々なことに感謝して謙虚に頑張っていきます。

ハル