『隣人を自分自身のように』

名駅の再開発が進み、新しいビルが並んでいます。

12月に入りひときわ目立つオブジェがありました。電飾クリスマスツリー、そこにマスクをした人たちがみんなスマートフォンで写真を撮っていました。

コロナ感染者も再び増え始め、先行きの見えない世の中になっていますが、希望を持ちやれることはやっていこうと思います。

私は人前ではなるべくエチケットとしてマスクを着用しますが、常にマスクをしていると菌などに対して抵抗力が下がります。   ですから、公共の場以外ではマスクをつけないようにしています。

その代わりに治癒力を高めるために運動をし、太陽の光を浴び、バランス良い栄養を摂り、湯船で身体を温め、毎日7〜8時間は眠り、ネガティブな状態に集中しなようにしています。

さて、本題です。

”自分自身を愛するように、隣人を愛せよ”

隣人を愛するとはどういったことなのか?

自分にとって好きな人を愛する事は特に苦労は無い。しかし常に愛することは難しい。

なぜなら、自分自身の都合を優先したくなるからです。

たとえ、それが自分の家族でも自分自身と同じように愛すると言うことは簡単ではないと思います。

ある人に尋ねました。隣人を愛するとはどういうことなのか?

”自分の苦手な人をも愛すること”

すると、それはさらに困難なことになります。

かつて私は依存に苦しんだ時期があります。

良き出会いとコミュニティーに繋がり、そして本気で変わりたいと願い私は救われました。

依存脱却のコミュニティーには、かつて私が憎んでいた人たちに似た人が沢山いました。

それは、自分の親と似た欠点を持つ人

それは、かつての自分の未熟さを持つ人

とてもじゃないが、素直に愛する気にはなれなかっのですが、コミュニティのルールは新しい仲間を大切にすること。

私が神様から与えられた賜物は、自身が依存の問題に長年苦しみそこから救われた経験

すなわち依存に苦しむ人を救う力

かつての私のような人たちを愛すること

元は困難を極めましたが、今はそのような人たちをどうしたらこの社会で役に立ち、幸せを感じながら生きていけるのかと考えて行動するようになりました。すると奇跡が起きました。救われた人が他の人を助け始めたのです。

健康を育むために必要不可欠なものは、健康的なコミュニティー、友人や理解者です。

私はダルクを通じそういう場所を増やしていくことを今の仕事としています。

そして新たに『がん』に苦しむ人たちをも支える活動を始めました。私にご連絡いただければ、『がん』からよくなるための素晴らしいコミュニティーを紹介できます。

私はこれからも人生で一時的に健康を害し、苦しんでいる人たちへ解決策を提案していきます。

私事ですが、先日難病の妹が天に召されました。

彼女は10数年前に余命宣告を受けても尚、息子を大人にするまで育てるんだと、息子が成人になった4日後に息を引き取りました。私の自慢の妹です。

皆様、世の中は新型コロナで騒がれていますが、どうかそのネガティブなことばかりに集中せず、今身近にいる人たちを愛しながら笑顔でお過ごし下さい。

NPO法人名古屋ダルク理事長 柴真也


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