NA(薬物依存症の自助グループ)に辿り着く何時間か前、まだ朦朧としていました。
※NAとは薬物依存症からの回復を目指す人達の集まり、ダルクとはまた違った共同体です。

依存にも気付かずに体はグッタリ、ノイローゼ…ただ寝たいだけの病気。

気持ちの中は少しだけ、どうやったら直していけるのだろう・・・ただそれだけです。

仲間に出会い、みんな依存に悩んでいる、治し続ける仲間と信じました。

ふとどういう風に直すのだろうと思いました。

きっとダメだ…

少ししか止まらんだろうな…

でもやってみせようと半信半疑な思いだったのでしたが、名古屋ダルクとNAにたどり着き、何が何だか分かりました。

NAには素顔がありました。

仲間全員に今の自分は何を考えているのか

どんな感情なのか

依存なのか

心の苦しみ、過去の全てを話しました。

仲間と共に一緒に直そうと。

きっと社会に迷惑をかけず、自然に意識を変えること。

プログラムを重ね、ただそれだけを学びました。

仕事もしました。

昔とは、全然違う気がしてきました。

生活の中で取り組み、プログラムをして、過去を考えない仕組み、社会人として生きることはしっかり分かりました。

仲間に感謝して、NAにプログラムに感謝して、このまま人生を変えていくことを決めています。

今は、優しくなれたと思います。

考え方も理解して、感情も。

生き方も変えて、一生、薬をやめていく為、NAとプログラム、生活と仕事を頑張ります。

シバタ

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