名古屋ダルクにつながって タケシ
私は薬物依存症のタケシです。令和5年6月4日に自分で警察に通報して逮捕されて今は、保釈中です。ダルクにつながったきっかけは先輩に勧められて行ったNAミーティングでダルクのスタッフに出会えたことです。捕まる前の私は身も心もボロボロで、通報して捕まった日も自殺を図り死にきれず泣きながら警察に電話をしました。
これまで生きてきて15年近く刑務所に入っているにもかかわらずやめられない自分にいつもなんでやめられないのかと思っていました。けれど、ダルクに通所してよく分かったことは、自分は依存症であり、自力でやめることなんて自分の場合は無理だったということです。
私は妻や周りの人たちに正直に、素直に薬物がやりたくなったとか言えたことは一切ありません。そもそも経営者という立場から人に弱みを見せるなんてできない。でも今はダルクに入りスタッフや仲間が同じ目標を持って一緒に依存と闘っている。話も悩みもたくさん聞いてくれる。
すごく私は今、支えられて助けていただいています。本当に暖かく心地の良いところです。ダルクの生活も判決が決まるとともに一度止まってしまうわけですので今となってはすごく寂しく思います。それを仲間に伝えると待っているから大丈夫、手紙を書くねなど、それぞれの形で私に声をかけてくれます。薬を使っていた頃の自分はいつもよくわからなくて思考頭がおかしくなっていたけど、今は物事を考えられます。それもスタッフや仲間たちのサポートのおかげです。私はやめられず苦しんで周りを傷つけて死のうとしたけど今は生きていて良かったと心から思えます。きっと私と同じようにもしかしたら私以上に苦しんでいる方もいるでしょう。その方達が1日でも早くダルクと繋がれることを祈っています。最後に2ヶ月という短い間でしたが自分にとっては充実した時間でした。スタッフと仲間の皆様、また刑務所から戻ってきたらよろしくお願いいたします。がんばって務めてきます。
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