バックナンバー 2024 春号

2025.03.15｜ニューズレター

ユウジ　　　　　　「入寮して9ヶ月が経ちました」

去年の５月１日からダルクでの生活が本格的に始まって今現在で・・・

『９ヶ月と１日』

お酒がぴたりと止まっています。あれだけお酒に狂っていた生活からひとまず脱却

できたことについては感謝でしか無いです。施設で常に関わっている方々、NAや

他の施設で日頃から声をかけて下さっている皆さん、本当に有難うございます。

さて、今回のニューズレターで原稿を書くのは2回目となります。この9ヶ月間の

僕は日々お酒と向き合うことはもちろん、いつか来るであろう社会復帰を常に想定

して基礎体力の向上に取り組んできました。ダルクに入寮したばかりの頃の僕は、

アルコールによるダメージがいたる所に現れていて、筋力、体力共に凄まじく低下

していました。現在はある程度回復し、結果はどうあれ近々マラソン大会にも出場

する事が決まっています。

本来の自分がどうなっているのかなんてわからないですが、体を動かすことは僕に

取ってプラスになる要素が多いです。これからも継続して行こうと考えています。

そしてダルクでの日常においての役割に対し、責任を持ってこなす事は大切な事

だと考えています。僕は現在、居住エリアの寮長をやらせて貰って居ます。

ダルクでは24時間が集団生活ですので自分以外の入寮者が何か困って居ないか、

困っているならフォローできる事は無いか、清掃は行き届いているか等、全体に気を

配る様に心掛けて生活して居ます。

もう一つ役割を担当して居ます。それは、施設で飼っている犬の日々のお世話です。

何せ相手は犬です。何でも人間の思う様に振る舞ってくれません。しかし、命を預かる

大切な役割です。これからも沢山の役割を経験を通して、ちったぁーまともな人間になりたいと思います。

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