昔のボク ケンケン
依存症のケンケンです。
早いなーもう２年。
ダルクに繋がる前は精神病院に入院していました。
僕は小学校低学年の頃から父親の晩酌のお付き合いをしていて毎日のようにお酒を飲んでいました。
父、母、祖父みんなアル中です。
そんな環境で育った僕ですからもちろん僕もアル中です。
思春期の頃は違法薬物や悪いグループに入ったりと、少し荒れた人生を送っていました。
でもね、最初から悪かった訳じゃないんです。
本当は気が小さく弱虫で泣き虫、人の顔色ばかり気にする臆病者でした、そんな僕はお酒や薬物を使用すると性格が一変してスーパーマンになる人です、俺は強い、目に映るもの全て自分の思い通りにしたくて、よく暴れていました。お酒や薬物の効果がなくなると急に弱虫に戻ります、そしてあまり覚えていない記憶にビクビクして後悔ばかり、その不安や恐れをまたお酒や薬物で誤魔化していました。
そんな生活を繰り返しているとだんだん友達や家族、同僚から見放されて一人になっていきました。
一人でも寂しくない、みんなが俺のことを分かっていないんだ、イライラと自己憐憫の繰り返し、普段は仕事している以外はお酒と処方薬でフラフラしていました。そんなある日、僕は飲酒運転で交通事故をしてしまいました。
車は大破、やばい警察に捕まる、逃げなきゃ！その時持っていた薬とお酒を全部飲みました。相手の心配より自分の心配ばかりしていました。僕は自分勝手な人間でした。そのまま僕は入院しました。
9ヶ月入院を経て今いる施設、名古屋ダルクに繋がりました。あれからもう２年かーぁ早かった？毎日のプログラムと就労プログラムと大変なことはたくさんあるけど、シラフの毎日をどうにか楽しんでいます。これからも今日だけの精神を忘れずに自分のペースでやっていきます。
ありがとうございました。
2025.03.15
2025.03.10
2025.03.08
2025.03.07
2025.03.06
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